2018/08/23 15:47

 

北欧「アラビア ヴィンテージ」の中でも不動の人気!希少な「 Valencia / バレンシア 」シリーズ

大胆なタッチと深いコバルトブルーが特徴的なバレンシアシリーズ。一つ一つが丁寧に手描きで絵付けされています。
世界にひとつ。これも,バレンシアが世界のコレクターの心を動かす理由でしょう。

 

シリーズの名前となる「バレンシア」は,スペインの地方都市に由来します。
北欧の長い冬とは対象的に,ビーチに燦々と太陽の光が降り注ぐ地中海のバレンシア。
ウッラ・プロコペのデザインしたバレンシアは,フィンランドの人々に遠く南で輝く太陽を想像させたのかもしれませんね。


こちらのバックスタンプには,ARABIA FINLANDの文字とUlla Procopeのサインに加え、絵付け師のサインが入っています。
1960年代初めの頃に製造されたものに限り,この手描きのバックスタンプがペイントされています。
つまり,50年以上前に製造されたプレートといえます。長い間,フィンランドの家庭において大切に使われていたのでしょう。


こちらのプレートは,直径約20cmといつもの食卓に使いやすいサイズです。
サーモンやミートボールを盛り付けると,ぐっと北欧の雰囲気が出そうです。

ケーキやお菓子,そしてシナモンロールをのせるのにもちょうどいいサイズです。
北欧の人々が大切にするコーヒーブレーク「 FIKA / フィーカ」をこのプレートで体験してはいかがでしょうか。

 

プレート表面全体にハンドペイントされたデザインは,飾り皿としても十分に存在感があります。
お部屋の一番お気に入りの場所に飾り,北欧ヴィンテージをじっくりと味わうのもおすすめです。

 

同シリーズのティーカップ&ソーサーも,取扱中です。
同シリーズのデミタスカップに比べ,大きめのティーカップです。コーヒーをたっぷり注いで長めのフィーカを楽しめそうです。
こちらもお部屋のインテリアとしてもおすすめの一品です。


 

実は,このバレンシアとの出会いは印象的なものでした。
ヘルシンキから特急列車で約2時間,フィンランド第2の都市タンペレを訪れた日,ふと入ったお店で出会いました。
現地においても希少価値が高く,プレミア価格のバレンシアですが,当店においても扱える価格で販売されておりました。
よし,状態のいいものを判断していくつか持ち帰ろうと思った矢先,パチ,パチ,パチと店内の電気が消えてゆきます…。
時刻は夕方5時少し前。ワークライフバランスを大切にするフィンランド人ならではでしょうか。
店内にお客がいても構いなしに店じまいが始まってしまいました 笑。
もう細かく状態を判断する余裕はありません。急いでいくつかをレジに運び購入いたしました。
間一髪の買付けになりました。
 


北欧フィンランドの家庭で受け継がれ,ストーリーの詰まったヴィンテージ。いつもの食卓にいかがでしょうか。